りんぼうです。
鴨だと思ってた地元の河川の鳥がオオバンだったことに衝撃を隠せません。鴨、アヒル、ガチョウは全てカモ目カモ科なのですが、見た目が(色以外)大変似ているオオバン君はツル目クイナ科だというのだからつくづく自分の不勉強を思い知らされます。仕事やってた時は到底調べなかったであろう知識を調べていますがこれが暇に由来するものなのか、それとも心の平穏を取り戻した結果なのか分かりかねてもいます。
3月上旬にあった格ゲーの大会
CAPCOM CUPという大会があります。
evoなどと並ぶ格闘ゲームの大会で、世界各地から集った大勢の参加者が鎬を削って優勝を目指す大規模な大会です。採用されるタイトルはストリートファイターの名を冠する作品のみ。『CAPCOM』カップというだけあります。
ダブルエリミネーション方式を採用しているため一度負けてもルーザーズに落ちるだけで済みます。2013年から始まっており、もう10年以上の歴史があります。
名だたる格闘ゲーマ―がプロ、アマ問わず大勢参加し、どれだけ強いプレイヤーでも一瞬でルーザーズに落ちたり消えたりするため、中盤あたりからは魔境と呼ぶにふさわしい様相を呈します。
今年もカプコンカップがあり、今回は『CAPCOM CUP 11』でした。11回目だよ、という意味なのでしょうが、「当初は大会名に西暦が入っていたが後にナンバリングに変わる」というのはK〇Fっぽいですね。どうでも良いですが。
タイトルには新作のストリートファイター6が採用されており、まさに新時代といった感じです。私はスト6をプレイしていないため試合についてはほとんど雰囲気で見ていたのですが、スト6のシステムは過去作とは大分毛色が違うところもあれば、過去作の要素を踏襲している所もあってなかなか面白そうでした。
ただシステムが多いような気もしました。シンプルな方が好きなのですが、ここら辺は慣れれば気にならなくなる部分でもあるのでいざプレイしてみたら違ったりする可能性もあります。
優勝者の圧倒的な強さ
『翔』というプロ格闘ゲーマ―が頭角を現した、という情報は格ゲーをしなくなった私の耳にも入ってきました。今でも格ゲーの動画や記事がふとした拍子に目に入ることがあり、そういう時は見てしまいます。
彼はシーズン1最強キャラとされる「JP」を使って相当暴れたようで、格ゲーの主要な大会が開催されると必ず上位に食い込んでくるようでした。中には私が散々聞いたような強豪プレイヤーを抑えて見事優勝した大規模大会もありました。
なお、JPは紳士然としたおじいちゃんキャラですが、なんとあのサイコパワーの使い手です。どうやら黒幕っぽいため、そういうのが好きな人にもお勧めできます。

引用元(https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/jp)
おじいちゃんなのに体が凄すぎる( ゚Д゚) CV杉田智和
スト6はスト5よろしくシーズン制を導入しているようで、過去作のキャラがどんどん参戦しているようです。スト6はシーズン2になって大規模な調整が入り、翔氏のメインキャラである「JP」はシーズン1のヤンチャ具合を鑑みた結果弱体化を免れなかったようです。
翔氏も当初は他キャラに活路を求めたようですが、その内再びJP一本に絞ったようで、そんな中での先日の『CAPCOM CUP 11』のパフォーマンスは圧巻でした。
なんと名だたる強豪プレイヤーをものともせずウィナーズのまま優勝という快挙を成し遂げます。ベスト8くらいからの試合はほぼ見ていたのですが、翔氏の盤石振りは相当なものでした。相手のED使いやリュウ使いの若手もとんでもない使い手だったようなんですが、翔氏のJPの前に屈するほかありませんでした。ほんと強かったです。
スト4あたりからの格ゲーの大会の熱量は年々勢いを増しているようでなによりだなあという感想でした。スト5の時にちょっと衰えた時期があった気がしたんですが、スト6のカプコンの本気振りを見るにまだしばらく盛り上がりそうだな~とちょっと嬉しい気持ちです。
最後ですが、翔氏の強みはJPというキャラにあらず、彼のやり込みと努力そのものにあるようでした。弱体化したJPでこれだけの結果を残したことが何よりの証明でしょう。凄かった。
ではでは。ノシ
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