ジョン・ウィックシリーズ

お疲れ様です!りんぼうです。

3月という事で暖かかったり寒かったりしますが、一年で最も風邪をひきやすいシーズンな気がします。三寒四温ですね。皆さんも衣替えのタイミングは間違えないようにしてください。あっという間に体調を崩しますので(3敗+現在進行中で風邪orz)。

今日は「ジョン・ウィックシリーズ」について

 

 

あ、今回は映画レビューですがネタバレ注意です。

 

 

皆さんは「ジョン・ウィック」という映画を見たことがあるでしょうか。

「マトリックス」や「コンスタンティン」などで有名な俳優キアヌ・リーヴスが主演を務めるバイオレンスなアクション映画のことです。全部で4作品(外伝的なドラマ作品もありますが、今回は本筋のものに絞ります)あり、確か2014年から8年間くらいかけてシリーズが続きました。

今回は1作目の話をしましょう。物語の中央には復讐という鉄心が通っています。

 

1作目は亡き妻からの贈り物である子犬との日常を壊される所からスタートします。大切なものをロシア系のマフィア達に奪われた男の正体は伝説的な殺し屋だったという事が明らかになってからのジョン・ウィックの暴れっぷりは痛快の一言に尽きます。投げ技と関節技を多用するスタイルですが、そこに至るまでに彼の正確無比な銃のエイムをかいくぐらなければならず、酷いときには華麗な暗殺で仕留められてしまいます。

監督であるチャド・スタエルスキの嗜好がこれでもかというくらい反映された作品でして、クラブの喧騒や音楽、戦闘中の銃のリロードシーンは特にこだわりを感じます。キアヌもマトリックスの時点で35歳くらいだったのに10年以上経った作品でここまでの長尺アクションをこなすことになるとは思わなかったのではないでしょうか。実際に色々とお芝居のための訓練を積んだようでその努力には頭が下がる思いです。

Mr.ウィック(劇中でそう呼ばれることが多い)の死神を思わせる壮絶な追跡の果て、ついに子犬の仇を取るシーンは有無を言わせぬ展開で呆気にとられました。ジョンウィックの仕事を無言で叩きつけるようなトドメは爽快です。

ラストバトルは満身創痍のジョンと敵の親玉ロシア人なのですが、ロシア人が劇中で見せる人間味あふれる反応の数々も本作の見どころポイントです。「息子が虎の尾を踏んで帰ってきた」からの「なんで俺がこんな目に・・・」という嘆きがもたらすヒステリックな態度が大変愉快でした。いや、勿論かわいそうでもあるんですが。

Mr.ウィックは憂いを秘めた瞳が印象的な人物でした。演じるキアヌ・リーヴスの落日に佇むような殺し屋の演技がとてもハマっており、切なさ、爽快過ぎる暴力、要所に挟まる小粋なシーンと思わずにやけてしまうような面白いシーンのバランスが絶妙です。何よりチャド監督が作り上げた「ジョン・ウィックワールド」とでも言うべき世界観は唯一無二かもしれません。

ぜひ一度ご覧になってください。Netfilxなどで視聴できるので、休日の午後にでもお茶とお菓子を用意してジョン・ウィックの世界に浸って欲しいと思います。

 

今回はここまで。なおキアヌ・リーヴスは今年で60歳だそうです。還暦なのにあのカッコよさは特筆に値しますが、何より聞いている限りの彼の人柄は素晴らしいです。ご興味があれば動画サイトでキアヌの名を検索してみてください。

ではでは。

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